メールマガジン第85号(2026年3月23日発行)「話し方教室」に10年通っても上達しない理由。シニアの会話力を左右する“意外な正体”とは?

1 シニア世代のコミュニケーション能力をあげる一方策。
2 3月25日 「シニア顧客対応」の新視点~説明しているのに伝わらない理由~
   オンライン無料セミナーのご案内

1 シニア世代のコミュニケーション能力をあげる一方策。


「コミュニケーション能力は、ライフデザイン能力に比例する。」
これは、私が大学院での研究を通じて得た結論です

その一つの事例が、当時、インストラクター養成講座で一緒だった40代後半の営業職の会社員男性の一件です。
有名な話し方教室にも10年近く通っていました。
しかし――

挨拶さえもしどろもどろ。三分間スピーチもできない。
ある時、受講の目的を尋ねたところ、こう答えました。
「特に目的はないんです。なんとなく、話は上手い方がいいと思って…」
この件にヒントを得て、いくつかの事例を集め検証を重ね、冒頭の結論に至りました。
地域ボランティア、企業内の部下指導、上司への報告…色々集めました。
コミュニケーションとは、「自分がどう生きていきたいか」を実現するための技術です。
なりたい自分、やりたいことが明確になると、どの情報を、誰から・何から、どのように得るべきかが自然と見えてきます。


ところで、企業におけるシニア社員(50代後半から60代)の「コミュニケーション下手」は、なぜ起きるのでしょうか。
大きな要因の一つは、50代以降になると、ライフデザインやキャリアデザインの教育機会が極端に減ることです。
定年退職前研修も、いまだに「マネープラン」と「健康」が中心です。
つまり、「これからどう生きるか」を考える機会そのものが不足しています。
この状態で、コミュニケーション能力の強化だけを求めても、難しいことは当然です。

コミュニケーション能力は、ビジネスの要です。
だからこそ、シニア社員に対してもライフデザイン教育の機会を設けることが重要です。
それは単なる「自己啓発」ではなく、組織の生産性を底上げする戦略投資です。
人材不足が深刻化する今、シニア人材の力を引き出せるかどうかが、企業の競争力を左右します。
本件に、ご関心のある企業の皆様は、お気軽にご相談ください。

2 3月25日 「シニア顧客対応」の新視点~説明しているのに伝わらない理由~
  オンライン無料セミナーのご案内

(終了しています)

・ 時間:第1回 12:00ー/ 第2回 16:30ー(各回30分・同内容)
・ 形式:オンライン(Zoom)
・ 参加費:無料
・ 参加対象:企業の管理職・部門責任者の方
(店舗マネージャー・現場責任者の方におすすめです)

このような方へお勧めです。
・ 部下の接客能力をあげたい管理職の方
・ 店舗マネージャーの方
・ 現場指導者(SV・教育担当など)の方
・ シニア顧客市場の企画・開発担当者の方

セミナーの内容
1 なぜ、高齢者に対して「いい人」が成功しないのか?
2 データで考える「シニア市場」と「チャンスロス」
3 「世代を無視した」営業方法していませんか?
4 真心を「成果にできる人」と「いい人だけで終わる人」の違い
5 上司の実力が部下の実力を左右する

お申込み
ご都合の良い時間帯にご参加ください。話術ではない「新視点」をお伝えいたします。

(編集後記)
先週、広島の経営者会「大和クラブ」様に登壇させていただきました。
大和証券様が全国規模で展開したという、歴史ある会です。
オーナー企業の方が多く、骨太の経営を感じる場でした。
テーマ概要は人的資本経営とシニア人材マネジメント。
印象的だったのは、ご参加の半数が、ご自身がシニア世代でいらっしゃること。
まさに、互いに学び合う時間となりました。
改めて感じたのは、高齢者世代を「人的資本」としてどう活かすかという視点の重要性です。
ステークホルダーにも、自社の取り組みを発信してゆかなくてはなりません。
(この点は、引き続き発信していきたいテーマです)
仕事が終わった後は、原爆ドームに足を延ばしました。
ヨーロッパの観光客が多く、スマホで写真を撮るだけの日本人の横で、熱心に説明文を読んでいます。
歴史を振り返りつつ、今を見ることの大切さに気づかされました。
私も今までの学びを、今一度、社会の役に立てることについて考えなくてはいけません。
ひきつづき、ご教示ください。