メールマガジン第61号(2025年6月25日発行)「24時間戦えますか?」世代の強みを活かす秘訣とは?60代再雇用社員のマネジメントとリスキリング
2025.10.27
1 60代再雇用社員の「強み」と「弱み」
2 産業ジェロントロジー協会シンポジウムで垣間見た企業ニーズ
3 シニア人材を生かすための、eラーニングを開始します
1 60代再雇用社員の「強み」と「弱み」
定年退職のスタッフが入り、仕事が楽になると思いましたが、忙しくなりました。
理由は、事業全体のスピードがアップしたためです。 毎日が止まることなく、川のように流れてゆきます。
溺れないようにしなくてはいけません。
ふと気が付いたことがあります。
スタッフが昼休みにも仕事をしている…。
今の定年シニアは「バブル世代」と言われ、軽いと評価されることがあります。
しかし、実は長時間残業・上司からの叱責・顧客からの依頼には絶対応える…という、ストレスが大きな時代を働きぬいてきた、重みも持ち合わせた世代です。
俺の背中を見て学べ!という教育を受けて育ちました。私も「24時間働けますか?」というCMに賛同していました。
この60代再雇用社員には独特の「強み」と「弱み」があります。
「強み」
一つ目は、「粘り強さ」
困難な状況でも、あきらめずに取り組む姿勢が光ります。
二つ目は、「対人関係の柔らかさ」
長年の経験から、角を立てずに物事を運ぶ術を知っています。
弊社のスタッフは接客経験が長かったため、私が声を荒げても、のらりくらりとかわします。
流石に、途中で怒っている自分が馬鹿らしくなり冷静さが戻ります。
「弱み」
一つ目は「時代感覚のズレ」
同世代だけで仕事をしている方は要注意です。ズレに気が付かないことがあります。
二つ目は「自己流の仕事観」
俺の背中を見て覚えろという上司の下では、自分でやり方を工夫するしかありません。
全てが自己流にならざるを得ません。これは、本人だけのせいではなく、時代がそうであったということをくみとる必要があります。
弱みの克服には、リスキニングが必要です。
私は、シニア世代はミドル世代以上にリスキニングが必要ではないかと考えています。
最後に、産業ジェロントロジーの視点から一言付け加えます。
60代になると、新しい情報の処理スピードや短期記憶の保持力は緩やかに低下していきます。その一方で、長期記憶や経験知はむしろ強みとして発揮されます。
よって、指示は一度に詰め込まず、段階的かつ視覚的に補うことで、力を存分に発揮してもらいやすくなります。
年上部下には、あれもこれも・・・ではなく、あれが終わったら、これを・・・が正しい指示の出し方・依頼のし方です。
2 産業ジェロントロジー協会シンポジウムからの参加者垣間見た企業ニーズ
6月20日に10周年記念シンポジウムを開催しました。
お越しくださいました皆様、誠にありがとうございました。
今年は法人人事、経営者の方に多く参加いただき、「産業ジェロントロジー」の必要性を再確認しました。
後半は「高齢社会のにおけるシニア人材の在り方、育成」について、A企業の視点、B個人の視点、とテーマを選びフリーディスカッションをしました。
8グループのうち、7グループがB。
個人の努力が問われていることを痛感しました。
全グループの共通意見として出されたのは、以下です。
「ミドル世代からの学びが必要である」
何をどう学ぶか、までは時間の関係もあり、及びませんでした。
次回のテーマにしたいです。
嬉しかったのは、以下の意見が多数あったことです。企画成功!
「ニッセイ基礎研究所の前田先生と崎山さんの講演があった後に、ディスカッションという流れだったので、考えが深まり理解度も上がった」
教育現場ではグループワーク、ディスカッションが流行っていますが「ただ、体験すればいい」というものではないようです。 「知識+体験=経験」です。
https://jiga.jp/info/%E3%80%8C%E9%87%91%E8%9E%8D%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%80%81%E5%BD%93%E5%8D%94%E4%BC%9A10%E5%91%A8%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6/
3 シニア人材を生かすための、eラーニングを開始します。
生涯現役時代を反映し、シニアの自己啓発に関するセミナーや教材が増えています。しかし、いくらシニア世代が頑張っても、その能力をマネジメントする人材がいなくては、能力は生かされません。そこで、職場でシニア世代のサポートができる「産業ジェロントロジーアドバイザー」養成の教材を開発しました。
eラーニングで三か月間有効。
試験に合格すると「産業ジェロントロジーアドバイザー」の資格も取得できます。 詳細は以下です。ぜひ、一度ご高覧ください
https://jiga.jp/gerontology-advisor-shikaku-e/
なお、この教材の内容や、仕事にどう生かすことができるかなどについてのオンライン無料説明会を7月10日に開催します。こちらも併せて、ご参加ください。カメラなしでも結構です。
(終了しています)
令和の米騒動ともいえる昨今ですが、皆さんは、毎日の朝食はご飯を召し上がっていますか?日本人のコメ離れが問われているにもかかわらず、スーパーの棚が空っぽ…。
やはり私たちの主食は、お米なのかと感じました。
朝は必ず摂りましょうという理由の一つに「体温をあげること」があります。特に中高年になると代謝が悪くなり朝は体温が下がります。炭水化物をしっかりとると、体温が上がり元気いっぱい。噛むことによって脳も活性化します。
私も最近はプロテイン牛乳を改めて、忙しくても食べられる、おにぎりにしました。
通勤時の歩く速度が速くなった気がします。皆さんにも、「毎朝のおにぎり」をお勧めします。
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