先日の勉強会で、びっくりすることを聞きました。
2025年に入り、グーグル検索をする人の割合が減少しているというのです。
その理由の一つが、生成AIの登場です。
ユーザーが検索エンジンを使わず、AIに尋ねるようになったことが挙げられていました。
確かに周囲の50代・60代のビジネスパーソン、そして私自身もそうなりつつあります。
その翌日、ちょっとした事件?が起こりました。
昼休みが終わるころ、弊社の60歳新入社員が汗だくで戻ってきました。
「社長、明日の講演会場の生き方、調べてきました。」
「え…暑いのにわざわざ行ったの?」
「弊社から近いですから。15分くらいですが、明日は天気予報は雨ですから20分見てください。あ、社長は若くないから足が上がりにくいですよね。急な階段はないほうがいいから、この道にします。」
「・・・ありがとう。(「若くない」が余分)」
なぜ、わざわざ行ったのか? ここにシニアの特徴が三つあります。
1.過去の知識経験を活かす能力(前職で下見をせずに失敗した経験あり)
2.シニアの移動方法は、AIの提示する標準型とは違うと考えた
3.「仕事の下調べ」をする世代である。
現在の60代バブル世代は、段取り上手。
新卒時には通勤下調べ、大学受験は学校までの乗り換えトレーニング、初めてのデートはお店の前まで・・・ネット検索ではなく、自分で調べました。
さらに、失敗をして恥をかきたくないという妙なプライドを持つ人多し。
2については、もちろんプロンプトの工夫で改善できるかもしれません。
しかし、個人差が大きいのが高齢者。「60歳の女性」と入れても私に当てはまるとは限りません。「自分のために下調べをしてくれた」という行為も、私の仕事に対するモチベーションをぐっと上げてくれました。
生成AI時代到来ではありますが、シニア社員たちの気配り・配慮はまだまだそれを上回っている気がします。
高齢者のIT教育も大切ですが、気配り・目配りの人間らしさを磨くことも同様だと思った一件でした。
今後はどうなるのか・・・・皆様のご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。
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