メールマガジン第87号(2026年4月6日発行)新卒の離職を防ぐのは「完璧な上司」ではない?中高年の“あり方”と学びの活かし方

1 新卒離職防止は、「できすぎない中高年」が鍵?
2 「学び」は本当に生かすことができるのか?
3 (ご招待)法人限定 産業ジェロントロジー協会会員勉強会

1 新卒離職防止は、「できすぎない中高年」が鍵?

皆さんの職場には、今年の新卒がお入りになりましたか?
採用難の今日大切に育てようとしても、約3割が3年以内に離職しているといわれています(厚労省)。
その背景には、将来像を描きにくい先輩社員の存在があるのではないでしょうか。

私の知人の会社では、やっと採用した大卒4名が、一年以内に全員退職してしまいました。
その理由は、中高年世代の先輩社員の後ろ姿。
「仕事も楽しそうではないし、将来自分は、ああなりたくないと思った」
「毎日が、生き生きとしていない」

ここで興味深かったのが、「仕事のスキル」に対する能力評価ではなく、「仕事に対する姿勢」や「人間としての生き方」に対する不満だったということです。

そこで問い直したいのが、中高年世代の「あり方」です。
業務スキルにとらわれた自己啓発に視点が行きがちですが、果たして、それは後輩世代のマイルストーンとして正しい学び方なのでしょうか。
上記の若年層の意見からすると、スキルではなく「あり方」こそが大切であることがわかります。

完成された理想像よりも、迷いや試行錯誤を続ける「できすぎない中高年」の姿の方が、若手にとって現実的なロールモデルになり得るのかもしれません。

2 「学び」は本当に活かすことができるのか?

「資格を取ったが、活かす場がない」
「勉強した内容と、自分の業務の現場にズレがある」

中高年の学び直しをした方たちから、こんな声を聴くことが多々あります。
前者はインターネットで、推奨されている資格に多い傾向があります。

その理由は、紹介されている『成功体験』の境遇が、あまりにも華々しすぎることです。

・あの環境だからできた。
・もともと道が用意されていた。

今回の、「産業ジェロントロジーアドバイザー・インストラクター説明会」は、そうではない「私に近い境遇の方たち」の事例をご紹介します。
お気軽にご参加ください。

・ 日時:2026年4月17日(金)17:00~17:30
・ オンライン Zoom
・ 参加費 無料
・ 内容
 第1章  なぜ今「産業ジェロントロジー」が必要なのか?
 第2章  現場で起きている“世代間ギャップ”の正体
 第3章 学び方と、実際に成果を出した事例
・ お申込み
  (終了しました)

3 (ご招待)法人限定 産業ジェロントロジー協会会員勉強会

(終了しました。)

産業ジェロントロジー協会では、法人会員限定で、定期的な勉強会を開催しています。
シニア人材活躍ビジネスの情報共有・外部講師をお招きしてのジェロントロジー講義など。
本法人会員にご関心をお持ちの企業の方を、今回特別にこの会にご招待いたします。
ぜひ、質の高い情報と異業種交流の場に、お参加ください。

・ 対象 産業ジェロントロジー協会の活動に関心をお持ちの法人の管理職以上の方
・ 内容
 第1部 「産業ジェロントロジー」と人的資本経営
 第2部 特別講演 「金融ジェロントロジー概論」 金融ジェロントロジー協会様
 第3部 参加者交流

職場レクリエーションが再度注目されています。
もともとは、戦後の高度経済成長期に社員の一体感向上や労務対策として始まりました。
運動会や社員旅行であり、ご記憶の方も多いと思います。
ただ、注目される理由が変わってきたと考えられます。
以前は福利厚生の一部でしたが、昨今は人材マネジメントとしての経営戦略という視点も加わりました。
また、全社挙げての大イベントよりも、職場単位の小規模で身近なイベントが好まれるようになりました。
私は1986年入社でしたが、バブル期に職場レクリエーションの企画・運営担当となりました。
従業員3,500人規模の会社でしたが、全社トーナメントで「アトラック」という名称の大輪投げ大会を民間の大体育館を貸し切って開催したりと、今では考えにくいユニークなイベントが行われていました。
今振り返ると、あの熱気は一体何だったのかと微笑ましくもなりますが、そこには確かに『人と人が繋がる手触り感』がありました。景品選びは、わくわく感があり、楽しかったです。
中高年世代の皆さんは、どのような思い出がおありでしょうか。